青空文庫

「平出修」の作品

平出修

ひらいでしゅう

生年:1878-04-03没年:1914-03-17

小説家・作家・歌人・弁護士。幸徳事件(大逆事件)で弁護人をつとめた。

via: ウィキペディア

明治〜大正

新潟県弁護士小説家歌人大逆事件社会文学短歌革新運動スバル誌露花号

平出修(1878年4月3日-1914年3月17日)は、新潟県石山村生まれの小説家・歌人・弁護士である。幼少期は虚弱だったが、記憶力に優れ、亀田町高等小学校を卒業後、教師として働く。東京へ進学し明治法律学校を卒業した後、司法官試補に合格し弁護士となる。代表作『逆徒』は、1910年の大逆事件(幸徳秋水らが起訴された事件)で弁護人として活躍した経験をもとにしたドキュメンタリー小説である。本作品は当初発禁…

代表作

計画

けいかく

初出:不明

37

二黒の巳

じこくのみ

初出:不明

41

公判

こうはん

初出:不明

29

瘢痕

はんこん

初出:不明

51
2025/07/29

艚埜臚羇1941さんの感想

  大正時代の サラリーマン小説で 女たちとの 交渉も 脇筋として ちりばめては あるけど この 著者の 本職の 平出の 弁護士としての 理詰めが 目立ち 余韻に かけると 感じて しまった。

夜烏

よがらす

初出:不明

41
2020/11/17

19双之川喜41さんの感想

 狭い村なのに  男は 前後の考えもなく 盗みに入る。 男は仕事熱心な巡査に捕まり  獄舎に繋がれることになる。 残された女は 気持ちを決めて  村で 行われた説教の会に 出かけてみた。 情愛のこもったおつか様の言葉に  彼女は 涙を流す。 重厚な描写に 感嘆する。

計画

けいかく

初出:不明

37

逆徒

ぎゃくと

初出:不明

54

畜生道

ちくしょうどう

初出:不明

17
2021/04/17

e4c0eb387665さんの感想

村井敏邦『民衆から見た罪と罰−民間学としての刑事法学の試み』(花伝社、2005年刊)から導かれ一読。ネット社会においてはかつてなく正義論も喧しいが、ある行為が裁判制度の下で如何に裁かれうるか云々の前に、弁護士や裁判官の「業病」とされる心理的葛藤に光を当て、我々が日常的にあらゆる職種において晒される葛藤(conflicts)の有様を告白するような、人間ゆえの我が身可愛さ、翻って真実の前にした裏切り=畜生道を端的に表現した「文芸」作品となっている。今に十分通ずる権力の犯罪について考える資料として読まれるべき。コロナ禍にあって先の見えない中で、日本だけではなく海外にもある正負を問わない同調圧力、国益と個人的利益、社会的利益のいびつなベクトルを如何に切りさばけるか、或いは未曾有の福島原発事故の処理問題を始め、各地の再稼働問題における裁判所の審判・裁定の正当性に敷衍される問題でもある。終わり。

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