青空文庫

「酒井嘉七」の作品

酒井嘉七

さかいかしち

生年:1903没年:1946

撮影所殺人事件

スタディオ・マーダー・ケース

初出:「ぷろふいる 三巻十一号」1935(昭和10)年11月号

8

両面競牡丹

ふたおもてくらべぼたん

初出:「ぷろふいる」ぷろふいる社、1936(昭和11)年12月号

32

ながうた勧進帳

ながうたかんじんちょう

(稽古屋殺人事件)

初出:「月刊探偵」黒白書房、1936(昭和11)年5月号

32
2021/01/01

19双之川喜41さんの感想

 ピアノ曲は 版により違いがあることは 承知していたけれど 勧進帳にも 同じように 微妙な違いがあるとは 知らなかった。 密室殺人事件の謎解きで 読み手の 度肝(どぎも)を抜く  独創性には驚かされた。

空飛ぶ悪魔

そらとぶあくま

――機上から投下された手記――

初出:「新青年 17巻1号」1936(昭和11)年1月

12
2018/09/21

ハルチロさんの感想

題名から想像した話の展開とは、全く異なる筋書きでした。ですが、本作品のトリックは、意外と面白いと感じました。航空機趣味の方には、興味深い犯罪小説かもしれません。

京鹿子娘道成寺

きょうかのこむすめどうじょうじ

初出:「探偵春秋 第二巻第六号」春秋社、1937(昭和12)年6月

63

ある完全犯罪人の手記

あるかんぜんはんざいにんのしゅき

初出:「黄色の部屋 第四巻三号」1952(昭和27)年12月10日

22
2018/09/22

ハルチロさんの感想

犯罪小説、推理小説を結末から読めば、その数頁で、作品の全貌が明らかになるが、同時に、作品の“重み”が軽減する。しかし、本作品は、例え、結末を知ろうとも、その“重み”が、「軽減した」とは感じられないのではなかろうか。話の進行は、日記形式で、主人公の心の葛藤を追っている。そして、主人公自身の生い立ちが、“靄”の中から現れた“真実”と合致した時、その衝撃は如何ばかりか。主人公の心情を思うと暗澹としてくる。

静かな歩み

しずかなあゆみ

初出:不明

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