青空文庫

「空飛ぶ悪魔」の感想

空飛ぶ悪魔

そらとぶあくま

――機上から投下された手記――

――きじょうからとうかされたしゅき――

初出:「新青年 17巻1号」1936(昭和11)年1月

酒井嘉七12

書き出し

1「ボーイング単座機の失踪。坂譲次氏は愛機、四十——年型ボーイング機J・B3A5を駆って、昨十三日午後十時、大阪国際飛行場を離陸したまま、行方不明になった。同機は最高速力毎時三百五十哩、航続時間二十五時間の優秀機で、本日未明、金華山沖を東に向って飛行する同機を認めたとの報あるも、真偽不明……」明日の新聞には、こうした記事が掲載されるであろう。今午後九時二十分。北緯五十度、東経百六十五度のあたりを、

2018/09/21

ハルチロさんの感想

題名から想像した話の展開とは、全く異なる筋書きでした。ですが、本作品のトリックは、意外と面白いと感じました。航空機趣味の方には、興味深い犯罪小説かもしれません。

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