青空文庫

「大凶の籤」の感想

大凶の籤

だいきょうのくじ

下層階級の描写内省病中苦悩回顧的鬱屈

書き出し

どんな粗末なものでも、仕立下しの着物で町を歩いてゐて、時ならぬ雨に出逢ふ位、はかないばかり憂欝なものはない。いや、私の神経質は、ちよつと汗をかくのにも、ざらざらと砂埃を含んだ風に吹きつけられるのにも、あるひはまた乗物や他家の座席の不潔さにも、やり切れない嫌悪の情を起させるほどである。ある夏の日、私は浅草に近い貧民窟で、——そこで知合になつた男について、物語らうとするのがこの小説であるが、——狭つ苦

2019/10/28

19双之川喜41さんの感想

 生きた狐に籤を引かせて小銭を稼ぐ爺さんと 、ズボンの寝押しに 気を遣う高等乞食 が  しつこく 勧めるので  籤を引いてみると大凶がでる。 爺さんは  大凶は入れてるはずがないと 怒る。 軽い小説であるけど  なんとなく哀愁が漂うと感じた。

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