青空文庫

「猿小僧」の感想

猿小僧

さるこぞう

初出:「九州日報」1920(大正9)年1月

夢野久作15
古典の翻案知性と感性の対立童話的ファンタジー叙情的静謐

書き出し

一一人の乞食の小僧が山の奥深く迷い入って、今まで人間の行った事のない処まで行くと、そこに猿の都というものがあった。猿の都は広い野原と深い森に囲まれた岩の山で、その岩には沢山の洞穴が出来ていて、まるで大きなお城のようになって、その中に沢山の猿が住まってキャッキャと騒ぎまわって日を送っているのであった。乞食小僧がそこへ来ると、猿共は人間を珍らしがって大勢まわりに集まって来たが、何と思ったか、皆で小僧を

2017/05/13

456e94a2268cさんの感想

これもまた大人も楽しめる童話。最後のオチにもうひと笑い。

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