青空文庫

「巡査辞職」の感想

巡査辞職

じゅんさじしょく

初出:「新青年」1935(昭和10)年11~12月

夢野久作86
下級官吏の描写孤絶怪奇死の受容静謐鬱屈

書き出し

前篇「草川の旦那さん。大変です。起きて下さい。モシモシ。起きて下さい。私は深良一知です」暑い暑い七月の末の或る早朝であった。山奥の谷郷村駐在所の国道に面したホコリだらけの硝子戸をケタタマシク揺ぶりながら、一人の青年が叫んだ。それは見るからにここいらの貧乏百姓の児と感じの違った、インテリじみた色の白い鼻筋のスッキリとした美しい青年であった。青々と乱れた頭髪が、白い額の汗に粘り付いていたが、神経の激動

2021/08/27

5689503e0815さんの感想

久作の特徴がない凡庸な作品。

2021/08/25

815f95676dc7さんの感想

夢野久作作品の中では解りやすい。 推理ものとしては佳作と言えよう。

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