青空文庫

「人の顔」の感想

人の顔

ひとのかお

初出:「新青年」1928(昭和3)年3月

夢野久作16
奇人描写孤絶怪奇静謐

書き出し

一チエ子は奇妙な児であった。孤児院に居るうちは、ただむやみと可愛いらしい、あどけない一方の児であったが、五ツの年の春に、麹町の番町に住んでいる、或る船の機関長の家庭に貰われて来てから一年ばかり経つと、何となく、あたりまえの児と違って来た。背丈けがあまり伸びない上に、子供のもちまえの頬の赤味が、いつからともなく消えうせて、透きとおるほど色が白くなるにつれて、フタカイ瞼の眼ばかりが大きく大きくなって行

2025/10/25

81ed64519fcfさんの感想

その大きな眼にはすべてが映っていて、すべてを射つす。どうして知っているの?と大人は思うことでも。見えていない、意識されていないと思っているのは大人だけなのかもしれない。子供の視野は大人が思う何倍も広いというのは昔から言われていることである、というお話 小さいから、幼いから。そんな理由で相手を侮るのは失礼だし後でしっぺ返しを食らうのである。恐れ、遠ざける。それくらいの反応の方がむしろ正常なのかもしれませんね

2017/09/15

飴細工の鳥さんの感想

面白かった。読んだ後、ちょっと空恐ろしい気持ちになる。

2017/04/03

1887efe2ecf4さんの感想

おもしろかった。子供は見ている。

2016/03/25

728585cac6ecさんの感想

なるほど~‼

2016/03/11

bama0さんの感想

子供が意図せず核心をついてしまう、というのは昔からの様式美ですね。 チエ子はその大きな目に何を写していたのか‥

2016/03/10

179601479c31さんの感想

チエ子の大きな目は何を見ていたのか。天に眼と言わんばかりの、その目の大きさたるや!

2016/03/07

さとうさんの感想

後味最高に悪い。

2015/05/15

69a9437fcae8さんの感想

おもしろい!

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