青空文庫

「鳥」の感想

とり

横光利一71
恋愛観の相対化知性と感性の対立自己認識虚構と真実内省的分析的回顧的

書き出し

鳥横光利一リカ子はときどき私の顔を盗見するように艶のある眼を上げた。私は彼女が何ぜそんな顔を今日に限ってするのか初めの間は見当がつかなかったのだが、それが分った頃にはもう私は彼女が私を愛していることを感じていた。便利なことには私はリカ子を彼女の良人から奪おうという気もなければ彼女を奪う必要もないことだ。何ぜなら私はリカ子を彼女の良人に奪われたのだからである。この不幸なことが幸いにも今頃幸福な結果に

2019/09/28

863f228b3656さんの感想

メンヘラというか、移ろいやすい心を持った女性に振り回された男の話に思えた 読んでいて何が本当なのか、こちらまで情緒不安定になるというか 責められたり抗われると泣く女の言動の描写がリアル

2016/08/04

376454cfdc80さんの感想

なんちゅーか、、まぁ、テンポは悪くないから読後感もそれなりに。 伝えたいことはわからなくもないがなかなかなんというか… 短いし、読んでみてもいいかもね、なくらいの感想。

2016/03/24

9b26feb0707bさんの感想

昭和5年の作品とは思われぬ新しい感覚の作品。最後の「鳥」になる部分の描写が秀逸。不思議な人間関係だ。

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