ぐんようざめ
書き出し
北緯百十三度一分、東経二十三度六分の地点において、楊博士はしずかに釣糸を垂れていた。そこは嶮岨な屏風岩の上であった。前には、エメラルドを溶かしこんだようなひろびろとした赤湾が、ゆるい曲線をなしてひらけ空は涯しもしらぬほど高く澄みわたり、おつながりの赤蜻蛉が三組四組五組と適当なる空間をすーいすーいと飛んでいるという、げに麗らかなる秋の午さがりであった。楊博士の垂らしている糸は、べらぼうに長い。もちろ…
吉良上野の立場
湖南の扇
人外魔境
486f127e70d9さんの感想
昔はこれでワクワクしたんやな~
YELLOWテントマンさんの感想
アイデアさえひらめいたら、研究はどんどん進むものである。ぞれにしても戦争は何でもありで恐ろしい。