青空文庫

「夜」の感想

よる

初出:「ゆきのした 第十四号」1956(昭和31)年2月10日号

書き出し

夜中野鈴子足を伸ばす体の横に手を垂れて目を閉じるねむろうとして自分の呼吸を聞いているかならず闇がおそいかかる夜というもの夜夜はかならずきてわたしはかならずねむったにちがいなかった夜が来ればねむったであろうそして夜ねむれぬままにもねむったであろう五十年の美しい昼と夜一個の生きとし生きる者として春の花冬の雪にもお前はいたのかお前はいたのかお前は赤ん坊でもあったのかあのようにも美しい桃のようでもあったの

2025/12/27

7431a250e78aさんの感想

美しい

2025/11/28

猫のにゃんたろうさんの感想

女性作家はあまり読んだことが少ないので新鮮でした。透明感が伝わってきて、読後身震いしました。

2025/11/07

74d8190a5f45さんの感想

普遍的に見える夜にも赤子の時があり、私だけの夜じゃなくて、冬や春にもあるってこと??

2025/11/05

10da113d00bbさんの感想

眠るときに時間の流れが曖昧になるところが好きではなかった。その入り口をこんなに綺麗に描写できることに驚いた。今夜は丁寧に美しく眠りにつきたいと思う。

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