つめ
初出:「文学時代」1929(昭和4)年8月号
書き出し
一沖野鳳亭が何故竹中格之進を殺さねばならなかったか、その根本の理由に就いては、出来るだけ簡単に述べて置く。この譚の主な目的が、実は沖野鳳亭の選び出した奇妙な殺人方法及びそれがどんな結果になったかということ、その二つを説明するのにあるからなのだ。そして又一方では、殺人の動機そのものが余り珍らしいものでもなく、それを詳しく述べ立てていた日には読者諸君が或は退屈してしまうかも知れぬのだ。要するに沖野と竹…
395ebe878c3fさんの感想
小気味よく読める作品
8eb05d040692さんの感想
完全犯罪のつもりでいてもボロは出るもの。 後、この作者は乱歩愛読者なのだろうと思う。