キセルのごげん
初出:「文藝春秋 第四年 第十號」文藝春秋社、1926(大正15)年10月1日
書き出し
キセルがカンボヂヤ語だと云ふことを知つたのはつひ近頃のことであつた。私は今年新年號の本誌に「煙管」と題してその語源考をあげて某氏から傳聞した小亞細亞の一都邑エスキシエルから出たとは考へられないかといふ一案を提示しておいた。エスキシエル市は陶製パイプの名産地としてきこえてゐるのである。又獨逸製に一種の櫻の小枝で出來たパイプがあつてそれをヴアイクセルロール略してヴアイクセルともいふから、それをキセルと…
0ef0795f6fc5さんの感想
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阿波のケンさん36さんの感想
煙管の語源はカンボジア語源からといゆうのは初めて知りました。労作である。