りゅうととら
初出:「キング増刊号」大日本雄辯會講談社、1940(昭和15)年4月
書き出し
一性が合わぬというのはふしぎなものである。西郡至は学問もよくでき、武芸も岡崎藩中で指を折られる一人だった、いえがらは三百石の書院番で、人品も眼に立つほうだし人づきあいも決して悪くない、寧ろどちらかと云えば寡黙で、謙虚で、愛想のよい方である。……灰島市郎兵衛にしても同様、五百石の作事奉行で、年齢はもう五十一歳、長男の伊織は近習番で役付きだし、娘の幸枝も十八歳の、もうそろそろ縁付く年頃になっている。少…
815aeaa7f8d2さんの感想
軽やかで楽しいお話でした
7af5dccad76eさんの感想
なんというツンデレ