どっきょざっかん
初出:「婦人公論」1922(大正11)年8月
書き出し
私は病気その他いろいろの事情のために五六年前から今以て独居の生活を続けている。私は別に独身主義を主張しているわけではない。しかし事実において独身で暮しているから、男の独身生活についていろいろ感じたこともある。今それらについて書いてみようと思う。最初私は独身ということを、大変愉快のことのように感じていた。それは西洋の独身者などの生活を見たり聞いたりしていたからである。また自分が著作の生涯を送るのに、…
阿波のケンさんさんの感想
大正駅前11年の作であるが作者は当時の日本人のマナー悪さに辟易している。今は世界的に見ても時として褒められる程になっている。やはり衣食足りて礼節を知るであろうか。