青空文庫

「かはたれ時」の感想

かはたれ時

かわたれどき

初出:「ごぎやう 第九巻第一一号」御形詩社、1930(昭和5)年11月5日

書き出し

黄昏を雀色時ということは、誰が言い始めたか知らぬが、日本人でなければこしらえられぬ新語であった。雀の羽がどんな色をしているかなどは、知らぬ者もないようなものの、さてそれを言葉に表わそうとすると、だんだんにぼんやりして来る。これがちょうど又夕方の心持でもあった。すなわち夕方が雀の色をしているゆえに、そう言ったのでないと思われる。古くからの日本語の中にも、この心持は相応によく表われている。例えばタソガ

2022/08/19

4af684562dcdさんの感想

映画 君の名は(アニメ)の、中で授業中先生がたそがれ時の解説で 、この話の一節を使って教えていたことを読んでいて思い出した。 映画の中で結構大事なフラグだったから覚えていた なんか、引用元が知れてうれしい

2022/08/12

19双之川喜41さんの感想

 彼は 誰れ時は 夕方頃という 意であることは わりと 知られているように おもわれる。人の物腰 世格好は 麻の 衣の時代には 麻の ゴワバリ具合からみて 躰の線が 判然としないてので 余計 見分けにくいけど 木綿の時代になると 柔らかい素材なので わりと容易にはなり やや 認識しやすくなったという 消息の 指摘が そうも 言えるのかと 妙に 腑に落ちた。

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