青空文庫

「北へ傾がった家」の感想

北へ傾がった家

きたへかしがったいえ

初出:「朝日新聞」1952(昭和27)年12月

書き出し

何月ぶりかに来た若い客が、迷わずに来たといって自慢そうな顔をした。「途中でききましてね、あのお宅は垣根を作りましたかというと、いや元のままですといって、その人はにやにやしましてね」などと、さも賢こそうに自分もにやにやした。わが家には垣根がない、ひと並べ灌木がぼさぼさ植わっているだけである。家も北方へひっ傾がって(持主の大橋さんは佐佐木茂索氏の前夫人の母堂であって、このまえ「ひっ傾がって」と書いたら

2026/03/16

df28d9bd800fさんの感想

家を建てるって今も昔も大変…

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