おてあらい
初出:「文藝春秋」1964(昭和39)年10月
書き出し
芝居を観るのに客席に坐らず、監事室で観るのは本式ではない、と常々思っている。だが、私の場合芝居を観る話はいつも突然にもちあがるので、客席がない。だから監事室で観せていただくほかない。監事室で観ると具合の良いことには、他の人の迷惑にならずに水割りウィスキーを飲める。その上、客席にいては観ることのできない、高名なる作者や偉い演出家の先生方を眺めることができる。これは私にとって芝居以上に興味がある。水割…
c33532f6b576さんの感想
東京なら伝わるけど…お手洗いで伝わらないこともあるのか…というお話。 経済成長の歪みというまとめだった。