青空文庫

「日めくり」の感想

日めくり

ひめくり

初出:「群像」1963(昭和38)年11月

壺井43

書き出し

一しんどい。火のない掘ごたつに向いあったまま、老夫婦はだまりこんでいた。思いは一つなのだが、今はそれを口に出して云いあう気力もない。ほかにだれがいるというわけでもないのだから、今こそ、ぶちまけた相談をしてもよい筈なのだし、しなければならない時なのに、言葉が出てこない。今更、あれこれとたしかめあう必要もないといえばないのだが、ぐっと勇気をふるって腰の骨をのばさねばならないような事態に、改めて直面して

2022/08/14

鍋焼きうどんさんの感想

病人に対する妻、長男、義父母たちの気遣いにしんみりする。子どもがいじらしい。

2022/08/06

19双之川喜41さんの感想

 文筆家の 老夫婦が 近くに住む 娘婿の 闘病生活を 病院に たびたび 見舞う。婿の 高齢の 母親が 上京してきて 幼い孫達の 面倒を見る。娘の家の めくられては ない カレンダーの 描写が 巧みであると 想った。

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