青空文庫

「妻の座」の感想

妻の座

つまのざ

初出:「新日本文学」1947(昭和22)年8月、1949(昭和24)年2月~4月、7月

壺井211

書き出し

一広いアスファルトの道路をへだてて、戦災をのがれた向う方には大きな建物が並び、街路樹も青々と繁っている。もとは兵営だったその建物も今は占領軍の宿舎になっているとかで、ぬり替えられた白い壁にくっきりと窓々のブルーの被いが、晴れた夏空に、いかにも暑さを静めるかのように並んでいる。目のさめるような色どりだった。繁った街路樹の下かげに幾台ものジープなどのとまっているその風景は、焼けあとの瓦礫さえもまだ片づ

2022/02/20

阿波のケンさん36さんの感想

戦後直ぐの作品で結婚において女性は男性に比べていかに不公平であるかが繰り返し述べられている。しかし一気に読ませる力のある作品がある。

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