青空文庫

「ジャンの新盆」の感想

ジャンの新盆

ジャンのにいぼん

初出:「ヒッチコック・マガジン 第四巻第八号」宝石社、1962(昭和37)年7月1日

山川方夫16

書き出し

雲のなかで、ジャンはいらいらしながら待ちつづけた。なぜぼくの資格審査だけに手間どるのか。さっきまで雲のあいだにウヨウヨと見え隠れしていた黄色い顔の連中は、いまは一人も見えない。ニイボンだとかいって、みんなどこかへ姿を消してしまったのだ。ところがジャンにだけはまだなんの音沙汰もない。いったい、これはどうしたことなのだろう。ぼくがフランス人だからか。それとも、ぼくの死が自殺だからなのか?いずれにせよ、

2022/04/14

d48935cd5346さんの感想

死んだフランス人が新盆に戻ってくるというユニークな話。

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