青空文庫

「ドミノのお告げ」の感想

ドミノのお告げ

ドミノのおつげ

初出:「VIKING 17号」1950(昭和25)年4月号

久坂葉子52

書き出し

或る日。——足音をしのばせて私は玄関から自分の居間にはいり、いそいで洋服をきかえると父の寝ている部屋の襖をあけました。うすぐらいスタンドのあかりを枕許によせつけて、父はそこで喘いでおります。持病の喘息が、今日のような、じめじめした日には必ずおこるのです。秋になったというのに今年はからりと晴れた日はまだ一日もなく、陰気な、うすら寒い、それで肌に何かねばりつくような日がつづいていました。「ただいま帰り

2024/05/07

19双之川喜41さんの感想

 ある賞の 候補作品であると 聞くけど 完成度は 低いように 感じて しまった。売り食いで 生活を 支えている 没落した 資産家の ゆきそびれた 長女の 屈折した 心情を たいした 企みも 無しに ぐだぐだと 書き散らかしている。題名は トランプゲームの ことである。

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