青空文庫

「腹のへった話」の感想

腹のへった話

はらのへったはなし

初出:「あまカラ 4月号 第六十八号」甘辛社、1957(昭和32)年4月5日

書き出し

申すまでもなく、食物をうまく食うには、腹をすかして食うのが一番である。満腹時には何を食べてもうまくない。今私の記憶のなかで、あんなにうまい弁当を食ったことがない、という弁当の話を書こうと思う。弁当と言っても、重箱入りの上等弁当でなく、ごくお粗末な田舎駅の汽車弁当である。中学校二年の夏休み、私は台湾に遊びに行った。花蓮港に私の伯父がいて、私を招いてくれたのである。うまい汽車弁当とは、その帰路の話だ。

2024/05/07

19双之川喜41さんの感想

 台湾の 花蓮(かれん)港から 台北に 向かう 車中で やっとの思いで 弁当を 手に入れて むさぼり食い それでも 足りない。 車窓に 見かけた 亀山島まで 食いたくなったという 下りには 吹き出した。 

2023/01/19

鍋焼きうどんさんの感想

空腹は最高のスパイス。

2019/07/25

8ff5277e0617さんの感想

腹が減っており頭がくらくらしているのになかなか弁当売りに出会わないもどかしさ もっとたくさん食べたいのに周りの目が気になるという気持ち 分からなくもない お腹が空いたらろくなことを考えないものである 空腹あっての記憶に残る美味 

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