青空文庫

「飢えは最善のソースか」の感想

飢えは最善のソースか

うえはさいぜんのソースか

初出:「あまカラ 3月号 第七十九号」甘辛社、1958(昭和33)年3月5日

書き出し

この雑誌にこんなことを書くと、皮肉みたいに思われるかもしれないが、西洋の諺、「飢えは最善のソース」には、相当の真理が含まれている。一流の料理人が腕をふるってつくり上げたソースをかけて食えば、料理はうまいにきまっているが、それよりも腹のへった時に食うほうがうまい、という意味である。六十年を越す生涯で、いろいろな場合いろいろなものを食ってきたが、今でも「うまかった」と記憶しているものはあまり沢山ない。

2020/03/22

da269d3d2340さんの感想

どうしても題名に惹かれてしまい、読んでみたがとても良かった。確かにそうだなぁ、と思わざるを得ないと私は思う。

2020/03/20

ce72b9d7c7caさんの感想

語り口がサッパリとして気持ちよく、話が面白い。 元々東大の英文学専攻だが中退して、卒業したのがプリンストンという経歴も颯爽としているが、それが明治の昔の話で、戦後に東京出身だが大阪毎日の記者になって活躍したというのもこの人の語り口のサッパリさと行動力と面白さの所以かもしれない。 特にどうと言うことはないエッセイだが味がある。

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