青空文庫

「カナリヤと少女」の感想

カナリヤと少女

カナリヤとしょうじょ

初出:「中部日本新聞(夕刊) 第7446号」1963(昭和38)年3月12日

書き出し

カナリヤと少女山川方夫少女は目が大きく、すこし茶色がかった髪の色が、その色白の頬によく似合っていた。だが彼女は、いつもその大きな目で、必死に食い入るようにまじまじと相手を見る癖があった。不幸なことに、彼女は生まれつき耳が聞こえず、また、唖であった。その町は港で、遠洋に出漁する漁船たちの根拠地の一つだった。彼女は町の、海岸に近い小さな食堂につとめていた。一羽のカナリヤが、彼女のただ一つのペットだった

2026/04/10

7627e53557c0さんの感想

ステキなお話でした。

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