青空文庫

「根強い北陸文化」の感想

根強い北陸文化

ねづよいほくりくぶんか

初出:「北陸中日新聞」1960(昭和35)年11月

書き出し

私が四高の学生だったころに、金沢から一人の若い青年が突如として、彗星のごとく日本の文壇にあらわれた。それは『地上』でもって、一躍世に出た島田清次郎であった。当時私は、寺町の医師の住宅に下宿していたが、この家は、そのころ金沢でも一流の料亭であった「望月」の並びにあった。犀川べりの高い岸の上に建っていて、縁先からは、はるかに医王山が望まれ、犀川の流れは、一望の下に脚下にひらけていた。月の夜などは、犀川

2022/03/12

阿波のケンさん36さんの感想

金沢には文化を創成する基盤がある。それは加賀百万石が生んだものであると。一方で東京中心の傾向を嘆いている。でも今でも京都、金沢、信州や北海道などは特有の文化が残っているな。

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