げきだん「わらうようま」
初出:「少年少女譚海」1938(昭和13)年夏期増刊号
書き出し
妙な電話「五郎さん、お電話です」書生の中野が扉をあけて云った。「大層お急ぎの様子ですからどうぞ」「誰から?」「お名前を仰有いません」父の話に興じていた五郎は、話を中断されるのが残念そうに、軽く舌打をしながら廊下へ出た。——電話は階段の脇にある。「僕、五郎。誰だい?」受話器を耳にあてて云うや否や、向うは待兼ねていたように妙に喉へ詰った囁声で、「五郎か、日東劇場の地下食堂へ、午後五時に来い。重大な話が…
ba5194e78df6さんの感想
あまりにも、完結してる
阿波のケンさんさんの感想
少年少女向けの作品だが大人でも十分面白い。