青空文庫

「ゆふすげびと」の感想

ゆふすげびと

ゆふすげびと

書き出し

ゆふすげびと立原道造かなしみではなかつた日のながれる雲の下に僕はあなたの口にする言葉をおぼえた、それはひとつの花の名であつたそれは黄いろの淡いあはい花だつた、僕はなんにも知つてはゐなかつたなにかを知りたくうつとりしてゐた、そしてときどき思ふのだが一体なにをだれを待つてゐるのだらうかと。昨日の風は鳴つてゐた、林を透いた青空にかうばしいさびしい光のまんなかにあの叢に咲いてゐた、そうしてけふもその花は思

2025/08/08

艚埜臚羇1941さんの感想

  心静かに ひとり 詠み あげると 「僕は 老いすぎた 若い みそらに あなたを 悔いなく 去らせた ほどに」  一瞬の 情感を すくい取った 詩人の 巧みなる わざに わたしも 撃たれた。  

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