青空文庫

「あつき手を挙ぐ」の感想

あつき手を挙ぐ

あつきてをあぐ

初出:「国民文学」1942(昭和17)年7月号

書き出し

あつき手を挙ぐ中野鈴子都会、町、部落、何処にも朝鮮の人たち満ち溢れ働きたたかい生活を打ち立て話す言葉国語正しくわれら朝夕親密濃く深まりつつ出征、入営を送る折々には先んじて旗振り、万歳を叫ぶ朝鮮の人たち朝鮮の人等手に力こもり、唇は叫びつつ心の底に徹し得ぬものがあるならん常にわれかく思い心沈みし今朝鮮に徴兵制布かるこころ新たにあつき手を挙ぐ底本:「中野鈴子全詩集」フェニックス出版1980(昭和55)年

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