青空文庫

「青べか日記」の感想

青べか日記

あおべかにっき

――吾が生活 し・さ

――わがせいかつ し・さ

書き出し

しっかりしろ三十六、貴様は挫けるのか、世間の奴等に万歳を叫ばし度いのか、元気を出せ、貴様は選ばれた男だぞ、そして確りとその両の足で立上って困苦や窮乏を迎えろ、貴様にはその力があるんだぞ、忘れるな、自分を尚べ大事にしろ。そして、さあ、笑え。二五八八年=昭和三年=二五歳(在浦安町)今日は堀の薬師さまの縁日であった。高梨夫妻が誘いに来たので出掛けた。あの留さんも一緒だった。縁日は大変に賑やかだった、娘達

2019/11/12

6dd649c92a86さんの感想

周五郎さんの青春に我が若き日の姿をかさねながら、気がつけば読了。かの名作家も若き日の苦闘あってこその晩成かと。あおべかの原形がここにある。周五郎愛好家必読。

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