青空文庫

「武道宵節句」の感想

武道宵節句

ぶどうよいぜっく

初出:「新少年」博文館、1938(昭和13)年3月号

書き出し

一——飢えて窮死するとも、金一両はかならず肌に着けおくべし。武士の嗜なり。父は生前よくそういっていた。三樹八郎はいま、金一両と四、五枚の銭を手にして、父の言葉を思出しながら我知らず太息をついた。——渇しても盗泉の水は汲まず、貧にして餓死するはむしろ武士の本懐なり。これも父の言葉である、だからこの家では、どんな困ったことがあっても、太息をつくなどということはかつてなかった。——厨でことこと俎の音をさ

2022/12/24

ba5194e78df6さんの感想

真面目な武士道垣間見れた

1 / 0