青空文庫

「井伏鱒二は悪人なるの説」の感想

井伏鱒二は悪人なるの説

いぶせますじはあくにんなるのせつ

初出:「作品 第二号」1948(昭和23)年11月15日

書き出し

井伏鱒二は悪人なるの説佐藤春夫太宰治は井伏鱒二は悪人なりの一句を言ひ遺して死んだと聞く。これはなかなか重要な遺言だと思はれるから、自分はこれを解説し太宰にとつて井伏鱒二が悪人であつた事を裏書きして置きたいと思ふ。太宰は逆説的表現を好む男であつたから、井伏鱒二は悪人なりと書いてあつても自分は大して奇異には思はない。むしろ、「井伏さんには長い間いろいろ御世話になりましたありがたう」と書いてあつたとした

2021/07/15

507959b4f52bさんの感想

人間失格に出てくる堀木は井伏鱒二さんではないかということを聞いたことがある。 そういう思いで、この文章を読むと、気づきも多く理解も深まる。 ただし、この説は仮説にすぎないのだけど。

2020/08/30

19双之川喜41さんの感想

 花柳界では  憎いお方とか 悪いお方 とかいう言い方は  結構  月並みであり  太宰にしても  井伏のおかげで  結婚に こぎつけて 子もあり  子供は父親の才能を 受け継ぐような展開の礎を  苦心して作り出して くれたのだから 逆説的な  謝意 なのかもしれないと感じた。

2019/09/07

3fb00f9c5290さんの感想

納得した。たぶん当たっていると思う。

2018/04/09

f73e1ddb9627さんの感想

お手本のような天邪鬼

2018/02/18

芦屋のまーちゃんさんの感想

太宰に女房子供が存在したのは仲人のお節介という訳かっ。 女房子供に未練があるなら何故死んだ? 仲人を恨むでないゾ!

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