青空文庫

「露都雑記」の感想

露都雑記

ろとざっき

書き出し

一ネミローウ※チ、ダンチェンコ氏が日本のさる田舎の停車場で、何心なく汽車の窓から首を出すと、そこの柵外に遊んで居た洟垂らしの頑童共が、思ひがけず異人馬鹿と手を拍つて囃したので、氏は驚いて首を引込めた事がある。それからはこの「異人馬鹿」が耳に附いて、京都の秀麗な山河に対しても、宮島の美景を望んでも、之を想ひ出すと、一種の苦い感じが夕立雲の空に拡がる如く急に心頭に掩ひかぶさつて、折角の感興も之が為に台

2025/07/14

艚埜臚羇1941さんの感想

  ロシア人に 向かって 邦人が 「異人馬鹿」 と言って 暴言を 吐く。その 正反対の ことは ないでしょうと 露人から 聞かれた 二葉亭は 「ヤポーシカ」(日本人の賎称)と 言われていると 本当の ことを答えた。日露 悪口戦争と感じた。

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