青空文庫

「文学の本筋をゆく」の感想

文学の本筋をゆく

ぶんがくのほんすじをゆく

坂口安吾選集

さかぐちあんごせんしゅう

初出:「読売新聞 夕刊」1956(昭和31)年8月1日

書き出し

文学の本筋をゆく坂口安吾選集佐藤春夫坂口安吾の文学はいささか奇矯で反俗的なところはあつても、文学としては少しも病的なものではなく、高邁な精神をひそめたすぐれたものと思ふ。その点、太宰治のどこまでも頽廃的でいぶしのかかつたセンチメンタルなものよりわたくしは坂口の文学の方が文学の本筋だと思つてゐる。坂口は世俗的などんな先入観念にも煩はされるところなくぢかに人間を見た。そのため人間の心理は彼は可なり深く

2021/05/06

496b7f29770aさんの感想

安吾先生の作品はどれも近代的。今読んでも、全く古びられることなく面白いまま、新鮮さを感じる。まさに「おとなの文学」。

2020/10/07

yopparariさんの感想

まさに坂口安吾と太宰治の作品を読み進めている最中だったから、なるほどね〜!となった。この2名を並べて評してくれてありがとう。

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