青空文庫

「『新辞泉』序文」の感想

『新辞泉』序文

『しんじせん』じょぶん

初出:「新辞泉」清文堂書店、1954(昭和29)年10月

新村1

書き出し

この辞典の編集方針など、必要な事は一切このあとの凡例(はんれい)にのべますから略しますが、要するに、今度はわたくしがこれ以前に出した中辞典のうち一つ二つとは違って、国語辞典の本体を成るべく固守して、百科辞書風のおもむきを脱却したことが一つの特点です。申さば、標準的な現代語を主として、専ら学生向きに適せしめると共に、一般の社会人に対しての参考用に資したいと思って、作りました。最近二十年間、わたくしの

1 / 0