青空文庫

「『言林』新版序」の感想

『言林』新版序

『げんりん』しんぱんじょ

初出:「言林」小学館、1961(昭和36)年10月新版

新村3

書き出し

われわれの文化生活のうち、日常ないし教育および教養、いろいろの場合において、専門辞書は別として、普通辞書が欠くべからざることは、今更特筆するにも及ばないが、編者の如き、永年国語の学習や研究や教育に従事し来たった者にとっても、座右常に手ばなせない物は、小中辞典である。従って、読み書き共に、注意を怠らないと同時に、絶えず増補なり改訂なりに務め、取捨や選択に苦慮したり懐疑したりせずには居られないのである

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