青空文庫

「『言林』跋」の感想

『言林』跋

『げんりん』ばつ

初出:「言林」全国書房、1949(昭和24)年3月

新村2

書き出し

『言林』跋新村出ここにわが親愛なる『言林』の完成に当って一言を述べて記念としたいと思う。平和後、思想・制度等万般事象の百八十度の転換、教育・文化さては文章表現法の激変等の結果、旧来の国語辞典が現代人の欲求を満たし得ないことは万人のひとしく認めるところである。社会人の飽くなき熱烈な要求にもかかわらず、当然あらわるべき良辞典の出なかったことは、文化事業に対する理解度や資金・用紙・印刷等の悪条件のあいろ

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