いまのしゃせいぶん
初出:「文章世界」1907(明治40)年3月
書き出し
▲英國現代の文學者に、ホワイトといふ人がある。わが國ではまだ知られてゐない、英國の讀書界、殊に家庭の間には、非常に持て囃されてゐる。その人の作に、『セルボーンの博物學』と云ふ書物がある。全編書翰體で、セルボーンから寄せたやうになつてゐる。今日は森に入つて、こんな珍らしい草花を發見したとか、今日はかういふ樹木を見たとか、今日はかういふ鳥を見たとか、日ごと/\の出來事を書いたものだが、その筆法がいかに…
19双之川喜41さんの感想
単なる写生文が 一頭地を抜く為には 中心点が必要であると 力説する。啓発される文章であると 感じた。