青空文庫

「五月の朝の花」の感想

五月の朝の花

ごがつのあさのはな

書き出し

ものものしい桜が散った。だだっぴろく……うんと手足を空に延ばした春の桜が、しゃんら、しゃらしゃらとどこかへ飛んで行ってしまった。空がからっと一たん明るくなった。しんとした淋しさだ。だが、すこし我慢してじっと、その空を仰いでいた。じわじわと、どこの端からかその空がうるみ始めましたよ、その空が、そして、空じゅうそのうるみが拡がって。その時、日本の五月の朝の中空には点々、点々、点々、点々。細長いかっちり

2025/04/30

8eb05d040692さんの感想

桜が散り花見のシーズンは終わりと言われがちだが、花は次々と咲き移り変わる。五月を過ぎ梅雨頃には紫陽花が美しい花を咲かせる。

2019/10/25

19双之川喜41さんの感想

 チューリップやバンジーを  毛唐の国の花と 蔑みながら 争って植えるとあるけど 今では そんな考え方をする人は  滅多にいないと思われる。 かの子の (しゃんら)というオノマトペは  初めて目にしたような 気がすると感じた。

2018/05/30

いちにいさんの感想

桜とは「ものものしく」「だだっぴろい」イメージ それが、「どこかへ」飛んでいく かの子は、どうやら桜のようなメジャーな誰彼にも愛されるモノを好まないようだ 嫉妬? どちらかと言うと、「群がっても孤独」な桐の花のようなモノが良い 祭りのあとの寂しさや静けさがきっと 味わいがあるのだろう 「毛唐の国の花だとさげすみながら」花壇に誰かが植えた花もある マイナー万歳だ! 花といえば? 梅でも桜でもなく-------

2018/05/25

47c8ad42456fさんの感想

朝の澄んだ空気の中、様々な花を探しに行きたくなる。

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