青空文庫

「紫式部の美的情緒と浄土教」の感想

紫式部の美的情緒と浄土教

むらさきしきぶのびてきじょうちょとじょうどきょう

初出:「むらさき」1935(昭和10)年5月号

書き出し

紫式部が晩年阿弥陀仏の信仰に依り安心立命を得て愈々修道に心掛けた様子は式部が、日記の終りに近い条で自ら告白して居るから疑いはない。しかし、私は源氏物語や家集の和歌を読んで、それ等に含まれている式部の美的情緒の一般にも浄土教的思想の影響が可なり在るように思えるからそれに就いて述べてみ度い。当時の仏教は霊験仏法や儀礼仏法が盛んであったが、然し心の底から生死の問題に就て解脱を求める人も尠くなかった。そう

2024/07/06

阿波のケンさんさんの感想

再度読んでみた。紫式部と浄土教、これを取り上げた人を他に聞かない。源氏物語では生霊、死霊、物の怪、祈祷などの記述が多く浄土教との関わりは感じられない。しかし藤壺、浮舟の出家することが筆者の主張に近いと感じる。

2024/06/09

102ded92cf9eさんの感想

 高齢者が 信仰に 走るということは 珍しい ことではなく いろいろ 心細いので おすがりするのは 無理も無い ことだとは 感じる。無理やり こじつけたような 気が しないでもないと 想った。

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