青空文庫

「又三郎の学校」の感想

又三郎の学校

またさぶろうのがっこう

初出:「都新聞」1939(昭和14)年12月15日、12月17日

書き出し

(一)四十年も前の事である。母に死なれた子供達はその父に連れられて凾館から祖父が住む信州に、倅に後添が出来た、孫共は祖父に連れられて再び凾館の倅へといつた次第で、そのをりの私の祖父の手帖に綴ぢた道中記には、確松島見物の歌などもあつた筈ではあるが、東北の人に東北は始めてですかと聞かれれば、始めてですと答へるよりほかにないその東北に、其の一つ一つが珍しい旅をすることができた。尤も私が歩いたのは単に花巻

2021/10/31

19双之川喜41さんの感想

 馬を見に来て 馬を見ずに 逸物が 馬の様な奴を見た とある。 半纏(はんてん)だけで 股引も履かず に 大手を広げて 下半身裸になり  行き交う馬車 を驚かせて 銭を巻き上げる 男がいたと言う。 これぞ 本当の 股三郎と言うべきか。馬が 劣等感で 泣き出したかは 誰も知らない。

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