青空文庫

「列強環視の中心に在る日本」の感想

列強環視の中心に在る日本

れっきょうかんしのちゅうしんにあるにほん

大隈重信14

書き出し

一文明はすべて調和なり一切の文明が、すべて調和である。政治、法律、科学、経済、哲学、宗教、文学、芸術、すべてが調和を図るところに進歩の光明が有り、調和を図らざるところに衰亡の陰影が伴う。万般の事、謙虚自ら処り、勉めて他の長を取り自己の短を補えば、其処に高き文明と低き文明との調和が成り、それが日常の実生活の上に現れて、富裕を致し、国運も隆昌になる。即ち、調和には謙虚が必要であるので、もし然らずして、

2020/07/06

6dd649c92a86さんの感想

大隈の憂慮は、日露戦争の勝利によって我国の現実となり、破滅を招いた。倨傲こそ個人と文明の敵である。

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