青空文庫

「国民教育の複本位」の感想

国民教育の複本位

こくみんきょういくのふくほんい

初出:日本女子大学校第一回創立披露会での演説、1897(明治30)年3月25日

大隈重信16

書き出し

〔成瀬君からの依頼〕諸君、今日は成瀬〔仁蔵〕君より諸君に向って何か一言述べる様にという事でありました。実は私は教育家でない。なかんずく女子教育という事については学んだ事もなければ、またそれほど深く注意をした事もない。それで甚だ迷惑であるからご免を蒙りたいといって再三辞退を申したけれども、是非何か述べる様にというので不肖を顧みず一言述べようと思います。昨年成瀬君にお目に懸りまして、女子大学を興すとい

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