青空文庫

「九州の学生とともに」の感想

九州の学生とともに

きゅうしゅうのがくせいとともに

小泉八雲60

書き出し

1官立の高等中学校(a)の学生たちは、かろうじて少年と呼べるくらいであろう。彼らの年齢が低学年では平均一八歳から、高学年の平均が二五歳までというように広い幅があるからである。修業年限がおそらく長すぎるのである。最も優秀な学生ですら二三歳にならないと帝国大学に進学することは期待できない。また、大学に進学するには、漢文の修得に加えて、英語もしくは独語から一科目、英語もしくは仏語から一科目について優れた

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