青空文庫

「八幡の森」の感想

八幡の森

やわたのもり

初出:「馬醉木 第三卷第一號」根岸短歌会、1906(明治39)年1月1日

書き出し

市川の宿も通り越し、これから八幡という所、天竺木綿の大きな国旗二つを往来の上に交扠して、その中央に祝凱旋と大書した更紗の額が掛っている、それをくぐると右側の屑屋の家では、最早あかりがついて障子がぼんやり赤い、その隣りでは表の障子一枚あけてあるので座敷に釣ってあるランプがキラリと光を放っている、ほのくらい往来には、旅の人でなく、土地のものらしい男や婆さんやがのっそりのっそりあるいている、赤児をおぶっ

2025/07/18

艚埜臚羇1941さんの感想

  関係者の諸氏のなかで索引を使いこなせない人が驚くほど多いので重複はかなりあるかもしれない。実数は公称より数分の一と見た方が本当の収録数に近いであろう。人間向き不向きがあるので気にする者負けの世界である。

2022/03/21

19双之川喜41さんの感想

 本稿は 2013年10月5日以来 6年ぶり 2度目の公開である。八幡神社の 入口の鳥居は トタンで包んであリ 店前には 葦簾(よしず)が 立ててある。カンテラの灯が 茅(かや)の軒に 付きそうである。明治の頃の話なので あたりまえの ことながら 古色蒼然としていると 感じた。

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