青空文庫

「米粒の中の仏様」の感想

米粒の中の仏様

こめつぶのなかのほとけさま

書き出し

ミミーはまだ生れて二月にしかならぬ仔猫であるが、ペルシャ猫の血が混っているということで、ふさふさとした毛並みの綺麗な猫である。毎日ひまさえあれば子供達にぶら下げられて可愛がられるので閉口しているようであるが、感心におとなしい行儀の良い猫である。一番感心なことは、台所の隅に子供達の古いお椀を置いて、それに御飯を入れて置いてやると、いつの間にかすっかり喰べてしまって、洗ったように綺麗にしてしまうことで

2019/10/31

19双之川喜41さんの感想

 米粒を大切にしなければいけないという道徳論は 厳密に言えば 無意味かもしれないと言う。 ただ 作り出したものの中に 魂のようなものがひそむとする 考え方は 多神論の国である 日本の特性かもしれないと感じた。

2017/05/29

456e94a2268cさんの感想

物を大切にしなければ。日常茶飯事から、経済へとむすびつけるところがすごい。それにしても、簡潔、巧妙な文体ですね。

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