あかひげしんりょうたん
04 三度目の正直
04 さんどめのしょうじき
初出:「オール読物」1958(昭和33)年8月
書き出し
一梅雨があけて半月ほど経ったころ、狂女のおゆみが自殺をはかった。まえにも記したとおり、彼女はお杉という若い召使と二人で、病棟から離れた住居にいる。それは彼女の親が新らしく建てたもので、窓には太い格子があるし、一つだけの出入り口には鍵が掛かる。ぜんたいが座敷牢のような造りになっており、召使のお杉はその出入りごとに、いちいち鍵を外し鍵を掛けるのであるが、その日、お杉が炊事場で夕餉の支度をしているあいだ…
ba5194e78df6さんの感想
難しい転回だね。
69c9240eacbcさんの感想
こんな男もあるのかと、不思議な感じです。