青空文庫

「日本婦道記」の感想

日本婦道記

にほんふどうき

おもかげ

おもかげ

初出:「婦人倶楽部」大日本雄辯會講談社、1944(昭和19)年8月

書き出し

一二年あまり病んでいた母がついに世を去ったのは弁之助が七歳の年の夏のことであった。幼なかった彼の眼にさえ美しい凜としたひとで、はやくから自分の死期を知って泰然とそのときを待っているというところがあった。ながい病臥のあいだも苦痛を訴えたり思い沈んだりするようなことはなく、いつも明るい眉つきでしんとどこかを見まもっているという風だった。弁之助は学塾から帰って来ると、病間へいって素読をさらうのが日課だっ

2022/05/02

ba5194e78df6さんの感想

真心に、人と人の絆に出会泣けます。

2021/04/18

f4eb2ac81911さんの感想

武士はつらい。 戦のない太平の時代に生きる武士はもっとつらい。 そんな時代に子供を真っ当な武士に育て上げねばならぬ考える人はさらにつらい。

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