青空文庫

「夕靄の中」の感想

夕靄の中

ゆうもやのなか

初出:「キング」大日本雄辯會講談社、1952(昭和27)年2月

書き出し

一彼は立停って、跼み、草履の緒のぐあいを直す恰好で、すばやくそっちへ眼をはしらせた。——間違いはない、慥かに跟けて来る。その男はふところ手をして、左右の家並を眺めながら、悠くりとこちらへ歩いて来る。古びた木綿縞の着物に半纒で、裾を端折り、だぶだぶの長い股引に、草履をはいている。仕事を休んだ紙屑買い、といった、ごくありふれた風態である。どこにこれという特徴はないが、とぼけたような眼つきや、ひどく悠く

2023/05/16

ba5194e78df6さんの感想

こころ暖まる登場人物読んで清々しいね。

2020/12/23

6ed1fc493468さんの感想

短い話ではあるが、全ての情景がありありと目に浮かぶ描写  その後どうなったのかなどと思うのは、あまりに野暮

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