めおとちょう
初出:「講談倶楽部 春の臨時増刊号」大日本雄弁会講談社、1950(昭和25)年4月
書き出し
一「ただいやだなんて、そんな子供のようなことを云ってどうなさるの、あなた来年はもう二十一になるのでしょう」「幾つでもようございますわ、いやなものはいやなんですもの」こう云って文代はすました顔で菓子を摘んだ。小さい頃から、「あたしのお鼻はてんじょうを向いているのよ」と自慢していた鼻が、そんなふうにすますと正しく反ってみえ、子供っぽい愛嬌が出るので面白い。信乃はつい笑いそうになりながら、茶を注いでやっ…
735cdb594454さんの感想
泣けた
f6eaabc158a4さんの感想
読むべき。