青空文庫

「ひとごろし」の感想

ひとごろし

ひとごろし

初出:「別冊文藝春秋」1964(昭和39)年10月

書き出し

一双子六兵衛は臆病者といわれていた。これこれだからという事実はない。誰一人として、彼が臆病者だったという事実を知っている者はないが、いつとはなしに、それが家中一般の定評となり、彼自身までが自分は臆病者だと信じこむようになった。——少年のころから喧嘩や口論をしたためしがないし、危険な遊びもしたことがない。犬が嫌いで、少し大きな犬がいると道をよけて通る。乗馬はできるのに馬がこわく、二十六歳になるいまで

2024/03/29

c29aac685400さんの感想

いくらなんでもこの主人公には魅力がない。これに惚れてついてくる女の気持ちも分からない。当時の人間の価値観が、これを許すとも思えない

2021/03/30

decc031a3fabさんの感想

この作品はDVDで知った。六兵衛と昂軒をコント55号でやっていたが、短編なのに不器用な二人の人間性が描かれていて、読み応えのある話だったな。

2020/03/17

f04e867c16ebさんの感想

タイトルの不穏さに反し、 非常に読みやすく面白い。 途中、追われる男に同情してしまうものの、 締めもキレイに終わって良かった。

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